アララギ博士
アララギ博士( - はかせ)は、イッシュ地方のカノコタウンでポケモンの研究をしている女性。
概要
ポケットモンスターシリーズに登場する主人公にポケモン図鑑を渡す博士としては初めての女性である。手持ちポケモンはチラーミィとイベントで捕獲したミネズミ。『ブラック2・ホワイト2』では、チラチーノとミルホッグに進化している。
ゲームにおけるアララギ博士
ブラック・ホワイトでは主人公・チェレン・ベルの3人にポケモンずかんと最初のポケモンを渡す。その後、ポケモンの捕まえ方を教えてくれたり、モンスターボールをはじめ旅先でいろいろな道具をくれる。本編では、でんきいしのほらあなの調査をベルと共同で調査しており、それをきっかけに助手として手伝ってもらうようになる。彼女も父親同様に遺跡に関心があり、リゾートデザートに行ったりもする。専門はポケモンの起源。
ブラック2・ホワイト2では助手としてベルを採用し、主人公にポケモンずかんと最初のポケモンを託すため、カノコタウンから遥か遠いヒオウギシティまで彼女を派遣する。本編では、会う頻度自体は減ったものの、マスターボールを手渡したり、ジャイアントホールの調査で会ったりと要所で登場する。
明るい性格だが、ライブキャスターの会話にて用件を言わないで通信を切るなど、少々大雑把な面も見られる。博士としての経歴は浅いが、明るく人懐っこい性格から若いトレーナーには慕われている[1]。
マコモは大学時代からの友人。ブラック2・ホワイト2の主人公の母親も古い友人である。
彼女の父親(アララギパパ)もポケモン研究者である。
アニメにおけるアララギ博士
アララギ博士 | |
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英語名 | Professor Juniper |
出身地等 | カノコタウン? |
年齢 | ? |
職業 | ポケモン研究者 |
声優 | 進藤尚美 |
BW編第1話で初登場。飛行艇でカントー地方からやってきたサトシ、ハナコ、オーキド博士の3人を港で出迎えた。シューティーに最初のポケモンであるツタージャを渡した。BW編第2話ではサトシに新しいポケモン図鑑とモンスターボールを渡し、BW編第3話ではサトシにミジュマルのモンスターボールを転送し、BW編第13話ではバッジケースをベル経由で渡した(発言はなかったがベルにポカブを渡していることも間接的に判明)。
BW編第18話ではサトシからマメパトを預かっている(以降、サトシが捕まえた7匹目以降のポケモンを順次預かる)。
BW編第22話ではフシデ大移動の原因を解明すべくヘリコプターでヒウンシティにやってきた(放送延期のためその後の展開はどうなったか不明。北米版ではこのシーンはカット)。BW編第36話では友人のマコモ博士と共同ではねのカセキをアーケンに復元した。BW編第63話ではチョボマキとカブルモを交換させてシュバルゴとアギルダーに進化させた。
「あらら」が口癖。
手持ちポケモン
交換したポケモン
マンガにおけるアララギ博士
ポケットモンスターSPECIALにおけるアララギ博士
第10章の461話に初登場した。チラーミィを3匹持っている。
チェレンの推薦により、ポケモン図鑑を渡す相手としてブラックも選んだが、当初は信用していなかった。紆余曲折を経て図鑑を渡した。ゲーム本編と比べてプロポーションが強調されている。
第44巻巻末のトビラ絵コレクションに、アララギ博士が描かれたものが収録されている。
穴久保版におけるアララギ博士
B・W編に登場。ピッピにおばさんと呼ばれて激怒し、電話帳を真っ二つに引き裂いていた。
ポケモンカードゲームにおけるアララギ博士
以下のカードに描かれている。
引用
アララギ博士/引用を参照。
各言語版での名称と由来
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脚注
- ↑ 人とポケモン|もやもやドガース ポケモン世界紀行|ポケモンだいすきクラブ、2021年8月1日閲覧。
外部リンク
関連項目
- アララギパパ(父親)